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2007.07.11 *Wed*
日本の緩やかさ
とあるきっかけで、神主を父にもつ禰宜さんに会った。
彼は東大を卒業し、実家をついだ。
経緯と神社の話聞きたさで、電話をかけ待ち合わせ場所を決めた。
互いの家の真ん中あたりの山の上の神社で19:30。
待ち合わせに現れると、「神社は夜がいいんですよ〜」と。
「神社はもともと、仮設の斎場で、毎年祭りをしているうちに
毎年するなら建物をたてようとできたものだから
古い神社では白木なんです」
沖縄で、天露しのぎ祈れるようにと小屋がある御嶽を見た。
その小屋には念はあったけど神様はいなくて、外にいた(気がした)からなー
「桃太郎が川から流れてきたように、
日本人は、山から生命がきて山に帰ると思っていたのではないかと思うんです。
神社は元々、山、水の近くなどの清まっているだろうという場所に建ててあります。
奈良の大神神社(おおみわじんじゃ)は山自体が御神体です」
宇佐神宮と御許山、枚聞神社と開聞岳、神社ではないが今帰仁城とクボー御嶽…
思い当たる。
山、水というキーワードは、日本だけではない。
デルフィ(ギリシャ)のアポロン神殿は、山の上の方の中腹にあり
そばには泉が湧いていた。

泉はやや奥まったところにあり、表の道からはぱっと見分からないが、
前日に前を通りかかったときに
目がひかれてしょうがなくて写真を撮っていた場所だった。
奥まで入っていくと、水晶がついた石がゴロゴロしていた。
イギリス、アイルランドにもHOLLY WELL(聖なる泉)が点在し、
大切にまつってあったりする。
仏教は輪廻転生だからもともと葬式はなく、
神道はケとハレを分けるので、非日常の死はケが枯れているとして
ケガレとして扱ったそうだ。
江戸時代までは、神社にはお坊さんが住んでいたらしい。
寺の中に神社があったり、神社の中に寺があったりと
多神教ならではの緩やかな関係。
天津神が国津神から葦原中国の国譲りを受ける日本神話。
ヤマト王権によって平定された地域の人々が信仰していた神が国津神に、
皇族や有力な氏族が信仰していた神が天津神になったものといわれているが、
この両者は血の雨を降らすことなく話し合いで丸く治めた。
グレーゾーンが多いところを、
うまく(良くも悪くも)やって成り立たせているところこそ、日本。
お寺が山や自然と調和しているのも日本独自。
土着の山岳信仰、自然崇拝を取り入れた結果だ。
ある看護系大学教授が話してくれた。
アメリカのER(救急センター)で働いたとき、日本人だと1人でやれることを
わらわらと人がやってきて、明確に分担して行っていた。
それはそれですごいけど、だからアメリカでは「チーム医療」というんだと思ったと。
時と場合によって、場所により臨機応変にやれる。
これはマニュアル化しにくいし、職務が不明瞭になる。
看護の世界では、マニュアルが整備されるようになってから
現場の、考え動く力が落ちている。
システマティックな現代社会が生み出すひずみ、気持ち悪さは、
私たちのベースの部分と関係があるのかもしれない。
どうやったらこの2つの部分が調和し、豊かに機能するか。
直輸入ものでない、日本ならではの質の高い看護は、こういうところに鍵がある。
彼は東大を卒業し、実家をついだ。
経緯と神社の話聞きたさで、電話をかけ待ち合わせ場所を決めた。
互いの家の真ん中あたりの山の上の神社で19:30。
待ち合わせに現れると、「神社は夜がいいんですよ〜」と。
「神社はもともと、仮設の斎場で、毎年祭りをしているうちに
毎年するなら建物をたてようとできたものだから
古い神社では白木なんです」
沖縄で、天露しのぎ祈れるようにと小屋がある御嶽を見た。
その小屋には念はあったけど神様はいなくて、外にいた(気がした)からなー
「桃太郎が川から流れてきたように、
日本人は、山から生命がきて山に帰ると思っていたのではないかと思うんです。
神社は元々、山、水の近くなどの清まっているだろうという場所に建ててあります。
奈良の大神神社(おおみわじんじゃ)は山自体が御神体です」
宇佐神宮と御許山、枚聞神社と開聞岳、神社ではないが今帰仁城とクボー御嶽…
思い当たる。
山、水というキーワードは、日本だけではない。
デルフィ(ギリシャ)のアポロン神殿は、山の上の方の中腹にあり
そばには泉が湧いていた。

泉はやや奥まったところにあり、表の道からはぱっと見分からないが、
前日に前を通りかかったときに
目がひかれてしょうがなくて写真を撮っていた場所だった。
奥まで入っていくと、水晶がついた石がゴロゴロしていた。
イギリス、アイルランドにもHOLLY WELL(聖なる泉)が点在し、
大切にまつってあったりする。
仏教は輪廻転生だからもともと葬式はなく、
神道はケとハレを分けるので、非日常の死はケが枯れているとして
ケガレとして扱ったそうだ。
江戸時代までは、神社にはお坊さんが住んでいたらしい。
寺の中に神社があったり、神社の中に寺があったりと
多神教ならではの緩やかな関係。
天津神が国津神から葦原中国の国譲りを受ける日本神話。
ヤマト王権によって平定された地域の人々が信仰していた神が国津神に、
皇族や有力な氏族が信仰していた神が天津神になったものといわれているが、
この両者は血の雨を降らすことなく話し合いで丸く治めた。
グレーゾーンが多いところを、
うまく(良くも悪くも)やって成り立たせているところこそ、日本。
お寺が山や自然と調和しているのも日本独自。
土着の山岳信仰、自然崇拝を取り入れた結果だ。
ある看護系大学教授が話してくれた。
アメリカのER(救急センター)で働いたとき、日本人だと1人でやれることを
わらわらと人がやってきて、明確に分担して行っていた。
それはそれですごいけど、だからアメリカでは「チーム医療」というんだと思ったと。
時と場合によって、場所により臨機応変にやれる。
これはマニュアル化しにくいし、職務が不明瞭になる。
看護の世界では、マニュアルが整備されるようになってから
現場の、考え動く力が落ちている。
システマティックな現代社会が生み出すひずみ、気持ち悪さは、
私たちのベースの部分と関係があるのかもしれない。
どうやったらこの2つの部分が調和し、豊かに機能するか。
直輸入ものでない、日本ならではの質の高い看護は、こういうところに鍵がある。
COMMENT
臨機応変。その時、その人に一番いいと思える医療を。。。選択肢がたくさん欲しい。
いろんな「既存の」制約を超えて。
いろんな「既存の」制約を超えて。
2007/07/11(水) 18:47:17 | URL | がぜる #Si2BarZE [Edit]
100色あると選択肢が広がりますが、3色でも表せるんですよね〜
両方面白い!
がぜるさん、「既存の制約」に実感こもってますねvvv
両方面白い!
がぜるさん、「既存の制約」に実感こもってますねvvv
2007/07/12(木) 00:47:43 | URL | yoshi #- [Edit]
最近、神道に興味深々です
あらためて、「和」を見つめなおしたいと思っています
あらためて、「和」を見つめなおしたいと思っています
2007/07/12(木) 13:09:15 | URL | かぢ #- [Edit]
かぢさん、
神道ネタなので、楽しんでいただけるかな〜と思っていました♪
グランディングするということは、今立っているところに根を下ろし、踏みしめるということ。和のものに意識が向かうということは、そういうことかもですねー
神道ネタなので、楽しんでいただけるかな〜と思っていました♪
グランディングするということは、今立っているところに根を下ろし、踏みしめるということ。和のものに意識が向かうということは、そういうことかもですねー
2007/07/12(木) 18:58:00 | URL | yoshi #- [Edit]
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2007/08/07(火) 07:33:29 | 日本の自然を見つめる瞳 [Del]
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